動漫星城は広州のオタク文化の聖地と言われている場所で、市内を走る地下鉄1号線「公園前」駅に直結。小さい店がぎっちり軒を並べてグッズを販売している。越富広場も動漫星城ほどではないものの、キャラグッズやファッション雑貨の店舗が並んでいる。
「お給料はほとんどドール関連に使ってしまいます。旦那さんも大目にみてくれてますね。ドールの服は、人間のより高いんですよ。ボークス社の(ドール用)メイド服は安くても300元はするし、セイバー(『Fate/ stay night』の登場人物)系は1000元越え。私が自分用に買ってるロリータ服だってこんな値段はしないのに! でも、貯金はあんまり気にしてません。お金を何かに使うってことは、お金の存在を別の存在に換えるだけだと思うから。好きだと思ったら迷わず買う! これが私の信条です。」
2年前には念願の日本旅行を果たした尤娜さん。まずは秋葉原の「キャンディフルーツ」に直行、メイド服を買い込んだ後は原宿でも「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT (ベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライト)」の世界を堪能。「楽しかったです! 日本の皆さんも、もし広州にいらしたら“娃展(ドール関係の展示会)”にいらしてくださいね。あの混みようを見たら、ドール愛好家の多さが分かってもらえると思います。」もちろん行きます!
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